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[資格試験対策]IT未経験の20代後半社会人が統計検定2級を受験してみた

転職活動

こんにちは!まろんです!



最近合格した統計検定2級の勉強方法について記事にしてみました。



未経験でデータ分析系職種に転職、社内転職を検討している方であれば取得して損のない資格です。


この記事の想定読者
  • データ分析系職種に未経験で挑戦しようとしている方
  • 統計検定がどんな試験か知りたい方




この記事を読むとわかること
  • 統計検定2級の概要
  • 統計検定2級を受ける意義
  • 統計検定2級の勉強期間や勉強方法


まろん
まろん

どんな勉強が必要なのかを詳しく書いてみました!




統計検定2級の概要

統計検定2級はペーパーとテストセンターで受験するCBT方式の二種類ありましたが、ペーパーは2021年で終了し、CBT方式のみになりました。


基本的な情報は以下の通りとなっています。


項目内容
出題形式4~5肢選択問題
問題数35問程度
時間90分
合格点100点中60点
料金一般:7000円
学割:5000円
日時通年(テストセンターによる)
難易度1ヵ月土日犠牲にすれば合格可能
引用:https://www.toukei-kentei.jp/cbt/cbt_about/grade2/




また出題範囲はこのリンクより確認できます。


統計検定2級を受験した理由・意義

統計検定2級を受験した理由


まず、統計検定2級を受験した理由についてお話します。


  • データ分析に必要な統計の知識を身に着けたい
  • 転職活動の際に少しでも有利になりたい




この2点を満たしたいと考えたからです。



1点目はいわずもがなですが、データ分析をするのであれば統計の知識は必須となります。




僕は理工系大学院を修了しているので、学部2年生ぐらいに統計を勉強していました。




ただ、もはやその知識は抜け落ちていて信頼区間という単語しか覚えていませんでした笑


まろん
まろん

ここらで一発復習してデータ分析の理解を深めるか!と思い立ったわけです。




次に2点目ですが、転職活動の際に少しでも有利になれないかと考えました。



僕はデータ分析の職歴がなく、今後もデータ分析業務に携わる機会が当分ないことが濃厚でした。




独学である程度データ分析ができても実務経験にはおよびません。
当然実績もないわけです。



うおおお、実績が欲しいよ~と思いつつ、データサイエンスの勉強方法で検索すると



統計検定2級レベルを勉強しておこう!



と良く書かれています。

まろん
まろん

ほう、統計検定2級がいいのか!とりあえず転職するときに使える
かもしれないから取れる内に取っておこう!


こんな浅はかな考えで受験することを決めました。


統計検定2級を受験する意義

統計検定2級の出題範囲は以下のように公式サイトに書かれています。


大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
(1) 現状についての問題の発見、その解決のためのデータの収集
(2) 仮説の構築と検証を行える統計力
(3) 新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力
について試験します。

https://www.toukei-kentei.jp/about/grade2/


つまり、大学2年生で習うレベルの統計の知識を持っていることの証明になるわけです。



転職サイトの求人票には以下の画像のように大学レベルの統計学の知識を求めるものもあるので、この条件を満たしていることを示せます。


求人サイト”キャリトレ”より引用



統計検定2級の勉強期間・対策

統計検定2級を受験する意義がある程度わかっていただけたうえで、勉強方法と期間について紹介します。



その前に、僕のバックグラウンドについても紹介します。

まろん
まろん

このくらいの人がこの勉強時間で合格できるんだ~という目安にしてください!




項目プロフィール
学歴地方国立理工系院卒
統計の知識レベル大学2年生(6年前)に内容は忘れた
数学レベル微分積分と線形代数はある程度分かる
勉強習慣読書はする程度




つまり、ある程度理系の素養はあるけど、基本的に統計の知識は空っぽの状態です。

必要な勉強期間

上のようなプロフィールの僕が合格するために要した勉強期間は1か月くらいでした。



後で結果を書きますが、ギリギリすぎる点数で合格したので、余裕を持って勉強したい方や
統計を勉強したことがないという方は、2-3か月くらいの勉強期間をとると比較的余裕を持って合格できると思います。




私は平日は本業が忙しく、土日だけ集中して勉強しましたので勉強時間でいうと、50時間くらいやっていました。


まろん
まろん

理系で統計を学んだことある人だとこのくらいが妥当そうです!
文系で統計未履修だと70~100時間くらいかけてもいいかもしれません。




統計検定2級の対策

僕は以下の方法で勉強しました。


  1. 統計Webの”統計学の時間”を一通り読む(約10時間)
  2. 過去問を1年分解く(1.5時間/1年分)
  3. 間違えた分野を”統計学の時間”で読み込む・対策ノートを作る(計20時間)
  4. 過去問演習(3-5年分)して対策ノート作成
  5. 間違えた問題を解く(10時間)
  6. Youtubeで統計検定2級のまとめ動画を見る(0.5時間)




それぞれ詳しく解説していきます!


1.統計Webの”統計学の時間”を一通り読む(約10時間)

統計検定を受けるのであれば、必ず見てほしいサイトが統計Webです。





この統計Webの統計学の時間ページのStep0.初級編からStep2.中級編までが統計検定2級の出題範囲となっています。



まずはここで、知識を補充しましょう。たくさん数式があると思いますが、まずはサクッと読み終えることを意識することが大事です。



過去問を解いていくと必要な公式や知識が見えてきます!

2.過去問を1年分解く(1.5時間/1年分)

一通り統計学の時間を読み終えたら、過去問を1年分を時間を測って解いてみましょう。


試験時間は90分となっています。


まろん
まろん

僕はこのタイミングで思ったより難しくね!?となりました。解ききれなくても落ち込まないでください!




ちなみに過去問は公式サイトにアクセスするとダウンロードすることができます。





過去問の解説も統計Webでしっかり解説があります。(大変ありがたい!!)





DLがめんどくさい~という方は、お金はかかりますが冊子版を購入するのもありです。


まろん
まろん

僕は冊子版を購入して勉強しました!5回分の過去問と解説が1冊に収録されていて便利です。






3.間違えた分野を”統計学の時間”で読み込む・対策ノートを作る(計20時間)

統計検定では出題範囲が決まっており、問われる内容も似通ってきます。



そのため、苦手を1つずつつぶしていく勉強方法が有効です。



過去問で間違えた苦手な分野を再度統計学の時間で読み込みましょう!
間違えた問題がどの分野かわからない場合は、先ほどの過去問解説の記事を見ながら復習してください。





記事の冒頭にその問題がどの分野から出題されたかを書いてくれています。(ありがたすぎる。。。!!)



その後、自分だけの公式集を作るつもりで対策ノートを作成してみましょう。



ポイントは、統計Web上のどの部分を理解すれば解けたか?をまとめることです。


まろん
まろん

統計検定では、ある程度公式を暗記する必要があるのでどの式を暗記するべきか演習を通じて把握しましょう!




一方でググると、統計検定2級のチートシートという公式がまとまった記事があったりします。
が、自分で対策ノートを作る方が勉強になるかな~と個人的には思います。


4.過去問演習(3-5年分)して対策ノート作成

2,3の内容を過去問3~5年分で実施しましょう。
とりあえず数を解くと出題される問題の傾向を掴めます。


まろん
まろん

僕もやってみて実感しましたが、最近の過去問と少し前の過去問では傾向が違うことがわかります。個人的には5年分くらい演習しておくと安心だと思います!






5.間違えた問題を解く(10時間)

対策ノートを作成した後は、間違えた問題に再チャレンジしてみましょう。



問題を解けるようになっているかが重要なポイントとなります。


どうしても解けない場合は、対策ノートを見ながらでもいいので頭で考えて解いていきましょう。



それでも解けないものは対策ノートの内容が不足しているので、統計学の時間で再度補充しましょう!


6.Youtubeで統計検定2級のまとめ動画を見る(0.5時間)

最後に、自分の知識に抜け漏れがないか以下の動画を見て確認しましょう。



前日に見ておく程度でよいと思います。



おすすめは倍速で設定して足りない部分だけ対策ノートにメモするといった方法です。





統計検定2級を受験した感想

一言でいうと1か月はさすがに急ぎすぎた感があったかもしれないです笑



というのも上でさんざんえらいそうなことを書いた割に、合格点が60点のところ62点での合格でした。



まろん
まろん

この合格は喜んでいいのか・・・?




ともあれ合格は合格です笑



これには少し理由があって、CBT方式と解ていた過去問の形式が異なることを知らなかったことに起因しています。



CBT方式の試験は過去問がないようなので対策方法は上で書いた通りなのですが同じものだと認識しているとびっくりするかもしれないです。




問題の根底は同じだけど問われ方が異なるということを頭に入れておきましょう!
(慣れるとCBT方式の方が簡単そうです。)



また、CBT方式は結果をその場で知ることができます。



資格試験特有の結果どうなってるんだろうとやきもきする時間は皆無なのでここはうれしいポイントでした。



統計Webを読んでまとめるだけでなく、もう少し丁寧に勉強するのであれば簡単めな教科書を一通り眺めるのもよいかもしれません。



以下の教科書が分かりやすそうだったので、統計Web以外の教材が気になる方はこちらもチェックしてみてください。




最後まで読んで頂きありがとうございます!

おわり!

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