こんにちは!まろんです。
本記事では、自己分析ロードマップを紹介します。
人生に迷っていてどうすればよいかわからなくて不安、、、
今の仕事は不満はないけどなんだかもやもやする、、、
こんな方の悩みを解決します。転職活動に非常に有効なのでぜひ最後まで読んでみてください。
自己分析に必要な期間は?
学生時代の就活時に実践した方も多い自己分析。社会人となった今、社会を知ったうえで実施する自己分析はより精度が高く分析することができます。
では、自己分析にどの程度時間をかける必要があるのでしょうか?
本ブログでは紹介する自己分析は、2~3か月、転職活動に向けて活用したいのであれば4か月ほど時間をかけてじっくり取り組むことをおすすめしています。
時間をかければいいものでもないけれど、腰を据えて自分と向き合うことで自分のことをよく理解できるようになります!じっくり取り組んでいきましょう、
そんなに時間かけられないし、自分じゃできないよ。。。という方に向けてキャリアコーチングサービスがあります。本記事で紹介するメソッドと同じような方法で、キャリア支援をやってくれるサービスなので、気になった方は以下の記事を参考にしてみてください。
お金をあまりかけずに、腰を据えて自己分析したいという方はこの記事に最後までお付き合いください。
自己分析を実践するメリット・デメリット
続いて、自己分析を実践するメリットとデメリットを示します。
自己分析は自分との対話になります。自分と向き合う作業は大変疲れるものですが、やり切った先には明確に自分の価値観や軸が見えてきて人生に迷うことがなくなります。不安や焦りを抱えている方にはぜひ自己分析を実践してもらいたいです。
自己分析の全体観:3-4ヵ月程度の長期目線で取り組むと効果的
それでは具体的にどのようなスケジュール感で自己分析を進めていけばいいかを下の図で示します。
自己分析自体は3か月くらいで終わって、そこから自分にあった業界・企業・職種を分析して大体4ヵ月程度のイメージです!
本ブログで紹介する自己分析は次の4つの段階に分かれています。
次の章で詳細についてみていきましょう。
自己分析ロードマップ
本記事の本題である自己分析ロードマップを示します。
先ほどお見せしたスケジュールに沿って順番に見ていきます。
価値観マップの作成:1~6週目(1.5ヵ月間)
自己分析の最初の工程は、自分の価値観を理解してどうしたら幸せを感じるのか分析することです。
転職活動は現職では叶えられないことを実現するために職場を移すことにほかなりません。
したがって、あなたが理想とするあなたの価値観を満たす職場に入社できなかったとしたらせっかく転職しても不満は残ってしまいます。
満足のいく転職活動をするためには、自分の価値観を把握することが必要です。
しかしながら、自分の価値観を明確に言語化できる方は多くないと思います。
そこで最初に実践していただきたいのが価値観マップの作成です。
有名なビジネス系Youtuberのリベ大両学長もおすすめしている価値観マップ。
作成すると自分の価値観が明確になり、自分が大切にしたいことや挑戦したいことが浮き彫りになります。
本ブログでは転職活動に臨む前に価値観マップを作成することをおすすめしています。
価値観マップの作成方法は以下の通りです。
- マインドマップのアプリを使う
- 次の質問に答える(2週間)
(1)自分にとって幸せとは何か?
(2)何を大切にしているか?
(3)何をどうしたくて、今ここにいるのか?
(4)人生でやりたいこと30 - 自分の回答に対して、なぜ?を3回唱えてその答えを書いていく(1週間)
- 第3者に客観的にツッコミを書き込んでもらい、その回答を書く(1週間)
- 書き出した答えを元に再度価値観マップを作り直し、まとめたり要約する気持ちで言語化していく(2週間)
これらの作業は非常に骨が折れる作業ですが、やっていくと自分の人生の軸が明確になっていくので、人生の選択をするときに迷いがなくなります。迷うことが多い転職活動において、この軸があるかないか?の差は大きかったのを実感します。
筆者であるまろんが実際に価値観マップを作製した際の記事がありますので、参考にご覧ください。
強みの分析:7-8週目(2週間)
価値観マップの作成が終わったら、自分の強みを分析します。
自分の強み把握することで、それを活かして活躍することができ、いきいきと仕事をすることができます。転職活動を本格化する前に、自分の強みを把握して業界や職種を選別する下準備をしましょう。
強みを把握しておくことで、自分なりの成果につながる武器を持つことができます。自分の武器を活かせるような職場・職種を見つけることが転職活動においては大事になってきます。
本ブログで紹介する強みの分析は2ステップで実施します。
強みにはコンピテンシーと仕事で発揮される強みの2つがあります。
コンピテンシーは、自分が生まれ持った才能のようなもので無意識に発揮される強みになります。
仕事で発揮される強みは、今業務で発揮しているスキルや業務知識、業界知識などが該当します。
職務経歴書に書くような強みと考えるとわかりやすいかもしれません。
どちらも分析しておくことで、自分の才能やスキルを活かせる職場を見つけることにつながります。続いてそれぞれの強みの分析方法について解説します。
強みの分析:コンピテンシーを把握する方法-2選-
まず、コンピテンシーを把握するための方法を2つ紹介します。
ストレングスファインダーは有名な書籍です。購入すると1度だけWebテスト形式の診断を受けることができ、34つの資質から上位5つの自分の才能を診断することができます。まろん的には課金する価値は十分あると思うのでまずおすすめしたいです。
課金するのはちょっと気が引ける、、、という方におすすめなのが後者の転職サイトの強み診断になります。こちらは転職サイトへの登録が必要になりますが、無料で強みを分析することができます。個人的に推しているのがリクナビNEXTのグットポイント診断になります。
\リクナビNEXTに会員登録してグッドポイント診断を受けてみる/
私がストレングスファインダーや転職サイトの診断ツールで強みを分析した際の記事が以下になっていますので参考にしてみてください。
強みの分析:仕事で発揮する強みを把握する方法-2選-
続いて仕事の中で発揮する強みを見つける方法について紹介します。
こちらは職務経歴書にも活用できるのでぜひ押さえておいてもらいたいです。
どちらも書籍の中で紹介されるワークを通じて自分の仕事において発揮している強みを見出すことに役に立ちます。
図書館にも置いてあるので、待てる方は順番を待ちましょう。
そうはいっても早く強みを分析したい~という方は購入するのもありだと思います。
実際に私がワークを実践したときの記事は以下にありますので、ぜひ参考にしてみてください。
やりたいこと分析:9-10週目(2週間)
自分の価値観と強みの分析が終わったら、現職と理想の職場とのギャップとやりたいことを分析していきます。
まず、現職と理想の職場とのギャップ分析の方法について紹介します。
現職が自分の価値観に沿った働き方、強みを活かせる職場であるならば転職する必要はありません。
また、今の職場ではかなわなかったとしても、別の部署に行って理想的な働き方ができるのであれば転職ではなく社内異動で自分の希望を叶えることができます。
社内ではどうしても叶えることが出来ない項目が優先順位として高い場合は、転職活動を開始するといった流れになります。
自分の価値観や強みを言語化したうえで、自分にとってどのような職場が理想的か考え、優先順位をつけることが大切です!
続いて、やりたいことの分析方法について紹介します。
自分の価値観や強み、働きたい環境と同じくらい大切なのが、自分のやりたいことを実現できることです。自分のやりたいことを見つけ、それに向かって努力するのは大変幸せなことです。
逆に、自分のやりたいことを我慢しながら仕事をするのはもやもやするし、やりたいことが見えていないと不安になります。
自分のやりたいことを明確化したうえで、価値観、強み、理想の職場と合わせて転職先を探すと自分に合った職場をみつけることができます。
本ブログでは、自己分析の集大成としてやりたいことを見つけ、それに向かって行動していくことをおすすめしています。自分のやりたいことを見つける方法としておすすめなのが、以下の書籍です。
本書のワークを実践すると自分が本当にやりたいことを見つけることができます。
ぜひ、チェックしてみてください!
実際に本書を使ってワークを実施した記事が以下になります。
業界・企業・職種分析:11-16週目(1.5ヵ月間)
自己分析最後のフェーズが業界・企業・職種分析になります。
先ほどの分析で、優先順位の高い項目において現職と理想の職場のギャップが大きく、社内異動でも解決が見込めない場合は、いよいよ転職活動に移ります。
実際に応募する前に、どのような業界や企業、職種を希望するのか当たりをつけておくと転職活動をスムーズに進めることができます。
この分析では、業界の勢力図と希望職種の業務概要を把握することが目的です。業界→企業→職種の順番で分析するとわかりやすいです。人によっては、職種は切り離して、業界→企業からみるのもありです。
どの業界がよいかあたりもついていないという方には、以下の記事がおすすめです。
将来的に伸びていく業界にどんな業界があるのか把握することができる書籍を紹介しています。
業界の分析方法-2週間-
まずは業界について分析します。
業界は、給料や福利厚生など待遇面を左右することが多いです。
自分の希望にあった業界を見つけることは非常に重要です。また、現職が所属する業界に近しいい業界についても把握しておくとよいでしょう。業界の分析方法は以下の通りです。
まず、業界地図を購入して志望業界のプレイヤーを把握しておきましょう。
業界の勢力図を把握しておくことは転職活動において非常に重要です。
注意ポイントとしては、業界が異なっていても、事業内容が重なっている業界は2つとも確認しましょう。(例えばSI業界とコンサルティング業界)
また、現職が属する業界や近い業界も見ておきましょう。
自分の状況を客観視すると、自分の周りに転職先がたくさんあることに気づけるかもしれません。
(例えば、まろんは自動車業界に所属していたので、自動車業界とMaaS業界を確認するみたいなイメージ)
ある程度業界に的が絞れたら、就活生向けの業界を紹介する本を購入してみましょう。
業界の現状や動向、各企業の大まかな取り組みなど概要を把握することができます。
各企業の情報が載っているものを選別すると次の企業分析がスムーズになるので、内容を確認の上購入してみましょう。
例えばコンサルティング業界について紹介している本は以下のようなものがあります。
書店に足を運んでみてどの本がよいか検討しましょう。
志望する業界の勢力図と動向を頭に入れれたら、この分析は終了になります。人に説明できるくらいその業界のビジネスモデルや商流、勢力図を理解しましょう。なぜその業界に注目したのか?についても言語化しておくと後々役立ちます。
企業の分析方法-2週間-
この分析では、業界分析で分析した業界に所属する企業について詳細を見ていきます。
企業にはそれぞれ得意としている分野や領域、ビジョン、企業文化が異なります。
それぞれの特徴を押さえ、なぜその業界の中でその企業がいいと思ったのかを言語化できるようになることがゴールです。
その企業の業界内での立ち位置や得意な領域をまずは押さえてみましょう。そのうえでビジョンや企業文化、待遇を分析するのがおすすめです。企業の分析方法は以下の方法で実践してみてください。
特に得意とする分野や企業理念と文化については会社ごとのカラーが色濃く出るので、面白いです。自分に合った企業を探してみましょう。
自分の価値観ややりたいことが明確であるからこそ、自分に合った企業を選別しやすいです。自己分析をしっかりやったうえで企業分析に臨みましょう!
また、おすすめの口コミサイトとしては、OpenWorkとOpenMoneyがおすすめです。
Openworkは有名ですが、企業の内情や待遇をその企業に勤めている(退職している人も含む)人の生の声を見ることができます。働き方や文化、待遇など実際はどうなっているのか探るために非常に有用です。
OpenMoneyはその企業に所属している人がどの年齢や役職でいくらの年収をもっているか公開されている口コミサイトになります。Openworkでもある程度書かれていますが、こちらのサイトは資産について特化しているのでわかりやすいです。
大手企業の情報がメインとなりますが、一度登録してみてみるとよいでしょう。
自分に合った企業を見つけることはできたでしょうか?自分なりに企業の強みや特徴を説明できるようになっていることがゴールになります。大変な作業ですが、地道にやっていきましょう!企業情報が得られる転職口コミサイトは以下の記事からチェックしてみてください。
職種の分析方法-2週間-
最後は職種の分析です。
職種は変えないという方はこのステップは飛ばしても大丈夫です。
職種は働き方や自分の専門性を伸ばすために重要なファクターになります。
自分のやりたいことや強みを活かすためには職種をしっかり選ぶことが大事です。特に未経験の職種にチャレンジする場合は、その職種への理解が非常に重要になります。リアリティをもってその職種をイメージできることがゴールになります。職種分析の方法は以下の通りです。
自己分析の結果と照らし合わせて、嗜好に合う職種を選びましょう。
職種がかっちりはまると、自分の専門性を伸ばすことにフォーカスできるので、仕事がどんどん楽しくなってきます。
職種の目星がついたら、転職サイトに登録してみましょう。転職サイトでその職種を検索し、募集要項を確認すると求められるスキルや経験がわかります。以下の記事で転職サイトの使い方について説明しているので読んでみてください。
未経験の職種の場合は、自分の今あるスキルだけでは転職できないかもしれませんが若手であれば全然チャンスがあります。職種への理解と自分のスキルや経験をどのように活かすかを明確にイメージしましょう。
そのために、その職種の働き方を紹介する書籍を確認したり、実際に勤めている方にお話を聞いて理解度を上げておきましょう。
自分の就きたい職種に必要な知識を身に着けるため、資格の勉強等も効果的です。実際に私は面接の際に統計検定を受験していることに触れてもらえました。興味があるならば、資格取得から始めてステップアップするのもありです。
志望する職種への理解を深め、挑戦したい気持ちが変わらないのであればここから転職活動が始まります。希望の職種に就けるように全力でがんばりましょう!
まとめ:自己分析で人生は切り拓ける、自分が納得する転職活動のために徹底しよう
いかがでしたでしょうか?本記事では、自己分析のロードマップを紹介しました。
3-4ヵ月という長い期間をかけて自己分析を実施すると、自分の価値観や強み、やりたいことを言語化することができます。最後まで読んでくれたあなたはきっと豊かな人生を送るヒントを得られたと思います。
自分への理解を深め、自分が納得する生き方ができれば活き活きと楽しく過ごすことができます。もし、今の職場から身を移し、新しい環境でチャレンジしたいという方は転職ロードマップに戻って転職活動を進めてみましょう!
本記事がみなさんの自己分析に少しでも役に立てばうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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